JR全線完乗・鳳紹院のブログ

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【鉄道の旅】【青春18きっぷ③】シーズン到来、JR線乗り放題!青春18きっぷを徹底解説 大阪→博多+α

本日は青春18きっぷを活用して大阪から博多まで行く方法を解説します。

  【どういうルートになる?】

大阪→姫路→岡山→三原→広島→岩国→下関→小倉→博多というルートです。

・だいたい11時間程度の所要時間(途中下車するともう少し見込みが必要)

・乗り換え目安は9回程度

山口県内が特に長く感じます。

先述の東海道本線より少し時間がかかります。姫路~岡山間が1時間に1本程度と、本数が減ってしまうのがネックですが、こちらも、“これに乗り遅れると到着できない”といった致命的な影響がある区間はないため、こちらも鉄道旅行初心者でもお試ししやすいと思われます。 

山陽本線沿線は観光地が多い 】

加えて、山陽本線沿線は観光地がそこそこ多いです。

朝早く出発して、1~2か所くらい途中下車しても十分楽しめることかと思います。

途中で一泊しても十分すぎるくらいです。

 

姫路・・姫路城

岡山・・岡山城、後楽園

倉敷・・美観地区、大原美術館

福山・・鞆の浦福山城

尾道・・千光寺、しまなみ海道

広島・・宮島etc

岩国・・錦帯橋

下関・・城下町長府、赤間神宮

 【それぞれの区間を見てみよう!】

この区間は、大きく7区間に分けられます。

運転系統が以下の駅で区分されるためです。

①大阪~姫路間の区間

②姫路~岡山の区間

③岡山~三原の区間

④三原~岩国の区間

⑤岩国~下関の区間

⑥下関~小倉の区間

⑦小倉~博多の区間

会社も①~⑤はJR西日本、⑥⑦はJR九州と分かれます。

 

 

【①大阪~姫路間】

・所要時間:1時間程度

・本数:1時間に4本程度(新快速)

・編成:12両

 

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この区間は、新快速電車が1時間に4本程度走っており、早いです。西明石までは複々線

区間で、いわゆる各駅停車の列車も走っています。明石の手前、須磨付近はきれいな海

が見渡せ、明石海峡大橋も良く見えます。

途中下車して、姫路城に行くのも手ですが、2時間程度は見ておく必要があります。

ちなみに、新快速電車の終着駅は赤穂浪士でも有名な“播州赤穂駅”か、“網干(あぼし)駅”

という謎な行先になっていますが、こちらは車両基地があるのみで、特段なにもあり

ません。

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姫路城

また、姫路駅では、中華めんにうどんのような和風だしという他では味わえない

えきそばが味わえます。昼前に姫路につくような道中でしたら、ここで食すのもありか

もしれません。

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 まねきのえきそば

 【②姫路~岡山間】

・所要時間:1時間半程度

・本数:1時間に1本(時間帯により2本の時もあり)

 

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この区間の途中の、上郡駅~三石駅間が旅の最大の難関になります。時間帯によっては1時間に1本となる時間帯も多いので、要注意です。午前中の時間に抜けようとすると、途中の相生(あいおい)駅で乗り換えが必要となります。また、新快速から乗り換えの際に座席の確保が難しくなることも考えられますので、要注意です。タイミングが合えば、以前の記事でも書いたように、相生→岡山間を新幹線を利用して通り抜けてしまうのも手です。 (+2000円ほどです)

shouinhoo0314.hatenadiary.jp

 

ちなみに、赤穂に寄り道したいのであれば、ここから岡山まで赤穂線に乗車するのも手です。 こちらの方が海沿いを走ります。

 

【③岡山~三原間】

・所要時間:1時間半~40分程度

・本数:1時間に3本程度(うち1本は福山駅で乗り換え。)

 

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昔は岡山~下関直通の列車などもあったのですが、今はありません。大半の列車が岩国で系統分割されます。岡山からしばらくは平野部を走り、尾道付近では海が非常にまじかに迫るので、眺めていて非常に良い景色です。昼時になってくるので、倉敷の美観地区を見たり、駅すぐ近くの福山城を見たり、尾道で途中下車して坂の街を街歩きしたり、尾道ラーメンを食べたりするのも良いかもですね。

 

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乗り換えの際の注意事項ですが、三原駅以西の列車は、三原駅の手前の糸崎駅始発となっているものも多数あります。その為、時刻表を確認して糸崎始発の列車の場合は、糸崎駅で乗り換えて座席を確保するほうが良いかもしれません。

 

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倉敷・美観地区

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尾道・千光寺山頂から見た尾道水道

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尾道ラーメン

 

あと、時間はかかりますが、海の眺めを求めるのであれば、ここで呉線に乗り換えるのも良いかもしれません。小京都といわれる竹原や戦艦大和でも有名な呉を経由して広島にたどり着けます。

【④三原~岩国間】

・所要時間:2時間程度

・運転本数:三原~広島間:1時間に2本程度 広島~岩国間:1時間に3本程度

・編成:3両程度

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新型の227系電車

 

瀬野~八本松間の峠越えをはさむ区間であり、山間部を走っていく部分です。広島駅に近くなるにつれて本数が増えていきます。広島~宮島口、岩国間も本数が増えます。 折角ですので、西条駅で酒蔵巡りをしたり、広島駅でお好み焼きを食べるのも良いかもしれません。もしくは宮島口駅で下車して、宮島にフェリーで渡るのも良いかもですね。少なくとも2時間程度見込んでおく必要がありますが。

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西条駅・西条酒蔵通り

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島風お好み焼

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宮島に向かうフェリー

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岩国・錦帯橋

【⑤岩国~下関間】

・所要時間:3時間程度

・運転本数:1時間に2本程度(途中、新山口駅で乗り換えが必要となる便もあり。)

・編成:4両程度

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この区間は瀬戸内の海が見渡せる区間も多く、景色は楽しめます。神代~大畠間など柳井駅近辺は特に良い景色でしょう。お好みですが、岩徳線に乗車しても先に進めます。おすすめは柳井周りの山陽本線です。ぐるりと柳井を迂回する分、景色は良好です。

 

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神代~大畠間 左側に周防大島

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徳山駅を過ぎて

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 下関駅に到着します。

 

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下関駅では、ふぐの天ぷらが入ったふく天うどん(価格は500円ほど)が食べられます。

 【⑥下関~門司間】

・所要時間:7分程度

・運転本数:1時間に4本程度

・編成:4両程度

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関門トンネルをくぐる区間です。ここからJR九州の路線となり、車両もこれまでのJR西日本の黄色からJR九州色の白に青帯の編成となります。門司までは7分程度で一瞬です。途中、直流から交流への切り替え区間(デッドセクション)があるため、一瞬車内の照明が全て落ちます。

交通の要衛ですが、いつもそこまで混雑する印象はないので、恐らく座れるでしょう。座れなくとも数分なので我慢です。昔は小倉から先、日豊本線に方面に直通する直通の列車も数多く設定されていましたが、現在は朝夕以外は下関~小倉間の列車が主体となっています。列車の終着は小倉駅ですが、門司駅で乗り換えた方が座席が確保しやすいかと思われます。日もだいぶくれる頃かと思いますので、小倉で一泊して、門司港レトロ地区や小倉城に足を運ぶのも良いかもですね。

 

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門司港レトロ地区

【⑦小倉~博多間】

・所要時間:1時間~1時間20分程度

・運転本数:1時間に3本程度(快速・区間快速)

・編成:6両程度

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813系電車(写真は門司港駅にて)

快速が20分に1本程度運転されていますが、ここ最近のダイヤ改正でうち1~2本は区間快速となっており、小倉から途中の赤間までは各駅停車となる列車も増えています。

ここまで来る頃には、冬場ならばもう日も暮れかかっているでしょうし、疲れもだいぶん溜まっているものと思われます。クロスシートの列車が主体の区間ですので、のんびりと座席にもたれて寝てしまうのも手かもしれません。

それか、時間短縮したければ小倉から新幹線に乗りましょう。こちらは毎時4本程度は本数があり、値段も2000円程度。わずか15分~20分で到達できます。

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 【追記:乗りトクな区間


おまけの記事です。さて、基本的には普通列車にしか乗れないこの「青春18きっぷ」ですが、実は特急列車に乗ることができる区間が、全国に4区間存在します。
奥羽本線 青森~新青森
石勝線 新得新夕張
宮崎空港線 宮崎~宮崎空港
佐世保線 早岐佐世保

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(青森~新青森間で乗車可能な特急つがる)
上記の区間については、特急列車の普通車自由席に乗車できます(座れます。)
リクライニングの座席でゆったりできるわけです

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(新得新夕張間を走る特急スーパーおおぞら)
石勝線の新得新夕張間については、そもそも普通列車が走っていないのでこうした取り扱いがなされているようです。北海道新幹線開業以前は、青函トンネル区間蟹田木古内間)についても同様な特例の取り扱いの制度があったのですが、現在は制度が変わってしまい、さらに追加料金が必要となります。

ここで、1点注意が必要なのが、あくまで、上記の区間内のみを利用する場合に限って
乗車可能という点です。例えば青春18きっぷ利用者が、札幌から新得まで乗車するような場合は、札幌から新夕張までの乗車券と特急券のみを買えば、残りの区間は18きっぷで乗車できるわけではありません。この場合は、あくまで札幌から新得までの全区間の乗車券・特急券の購入が必要となります。

ではでは、今日はこの辺りで。